2011年9月29日木曜日

工房集の実践を報告します

来月10月は、
工房集の実践を伝える機会があります。

1つ目は、「福祉を変える「アート化」セミナー(新潟)」。

昨年12月、「埼玉県障害者アートフェスティバル」の一つの企画として行われた、
福祉を変えるアート化セミナー」のつながりです。

そして、今回も昨年に引き続き、
実践報告のパートで、工房集の話をします。
今回のテーマは「アートスペースをつくる」です。

福祉を変える「アート化」セミナー
平成23年10月7日(金) 、8日(土)
1日目 13:30-17:00
2日目 10:30-16:00

新潟市美術館・講堂(新潟市中央区西大畑町5191-9)
詳しくは、こちら


2つ目は、「きょうされん第34回全国大会 in しが」。

障害者施設の団体の一つ「きょうされん」が毎年開催している全国大会。
工房集が所属する社会福祉法人みぬま福祉会の各施設も加盟しており、
積極的に参加しています。

その全国大会の「文化」をテーマにした分科会で、
「描きたい瞬間はどんなとき?きっと自分らしさを感じる瞬間!」と題して、
トークを行います。

<トークゲスト>
吉田 修一  (工房まる・福岡県)
喜多 美穂  (おおつ福祉会・滋賀県)
宮本 恵美  (工房集・埼玉県)
<助言者>
山下 完和  (やまなみ工房・滋賀県)
アドバイザー>
森 秀一   (アトリエ・カズデザイナー・石川県)
<コーディネーター>
具谷 裕司  (ハスの実の家・福井県)

この錚々たる顔ぶれで、
「感じることは生きること」
自分らしく働く…自分らしく生きる…気づいてよ…本当の気持ち~
をテーマに大いに語り合い交流を深めます。

トークの後は、参加者が
感じるままに枝やスポンヂ、筆、道具を選び、色を選び、手指を動かし
キャンパス(越前和紙)に自己表現をします。

きょうされん第34回全国大会 in しが
2011年10月22日(土)、23日(日)
滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 滋賀県大津市打出浜15-1

どちらも、工房集ができる以前からの話、
ここまでに至る過程、そして根底にある大事にしていること。
外側だけでなく、中身の話。

工房集にとっても大切な機会になります。

お近くの方、お時間のある方、
ぜひ、聞きにきてください。

2011年9月28日水曜日

東ちづるさんがラジオで紹介

先日、工房集ニュースでも、
東ちづるさんが工房集に」やってきたことを紹介しました。

実はあれから、アンデパンダン展にも顔を出してくれました。
自身のブログでも紹介しています。

そんなすっかり工房集フリークの東さん、
毎週日曜日午前10時から、文化放送(AM1134kHz)で放送されている
東ちづる ま、そんなもんでしょ」。
10月9日(日)、自身のラジオレギュラー番組のオープニングで、
工房集のことを話してくれるそうです。

ぜひぜひ、お聞きください。

放送日
10月9日(日)10:00~10:30 オープニングにて「工房集」紹介
文化放送(AM1134kHz)

2011年9月27日火曜日

アンデパンダン展 投票結果発表

昨日、9月26日(月)まで工房集にて行われていたアンデパンダン展「生きる」
来場者のみなさまによる投票結果を発表します。

第1位 渡邉 あや (工房集) 50票



第2位 田中 悠紀 (工房集) 42票


第3位 杉浦 公治 (太陽の里・POPO) 21票


渡邉あやさん、田中悠紀さん、杉浦公治さんの3名は、
年間スケジュールでお知らせしてあるように、
1月から工房集ギャラリーにてそれぞれ個展を行います。
順番につきましては、後日お知らせいたします。
お楽しみに、お待ちください。

3名以外の投票結果は以下の通りです。

19票  栗原(浦和太陽の家)

17票  横山(浦和太陽の家)

16票  渡辺孝雄、西川(工房集)

15票  高谷(浦和太陽の家)、黒川(川口太陽の家・じゅうに)、前田(工房集)

14票  鈴木(川口太陽の家・サンだいち)、小森谷、柴田(工房集)

13票  嶋(蓮田太陽の里・大地)、佐々木(太陽の里・POPO)、納田(工房集)

12票  金子(浦和太陽の家)、田村(太陽の里・POPO

11票  関口(蓮田太陽の里・大地)、大倉、尾崎(工房集)

10票  今井(川口太陽の家・じゅうに)

9票   梅澤(川口太陽の家・サンだいち)

8票   箭内(浦和太陽の家)、土屋(蓮田太陽の里・大地)、林(川口太陽の家・あおぞら)、
             田中(川口太陽の家・サンだいち)、齋藤、野田(工房集)

7票     平井(浦和太陽の家)、鴇田、松山(太陽の里・POPO)、和田(川口太陽の家・あおぞら)
            岡田(川口太陽の家・じゅうに)、大久保(白岡太陽の家・にじ)、関(工房集)
            福島香織、渋谷、山田、関根(蓮田はすの実作業所)、田島(大宮太陽の家)

6票     高山、水野(蓮田太陽の里・大地)、サンだいち合作(川口太陽の家・サンだいち)
            阿部(蓮田はすの実作業所)、水島(大宮太陽の家)、羽生田(工房集)

5票     成宮、鶴岡(浦和太陽の家)、宮里(川口太陽の家・あおぞら)、
           後藤(川口太陽の家・サンだいち)、鈴木(蓮田はすの実作業所)、三浦(大宮太陽の家)

4票     小澤(蓮田太陽の里・大地)、成本、本間(太陽の里・POPO
           片波見、伊勢川(川口太陽の家・あおぞら)、足立、天野(川口太陽の家・じゅうに)
           中野(蓮田はすの実作業所)、佐藤(大宮太陽の家)、武石(工房集)

3票     岩瀬、神永・福沢(蓮田太陽の里・大地)、長谷川、伊藤(川口太陽の家・あおぞら)
阿久津(川口太陽の家・じゅうに)、大塚(白岡太陽の家・にじ)
宮川、柏葉、白田、小山(川口太陽の家・サンだいち) 山崎(大宮太陽の家)
五十嵐、横山(工房集)

2票     野本、大串(浦和太陽の家)、諸岡、関谷(蓮田太陽の里・大地)
           栗田、早船(川口太陽の家・あおぞら)、金子(川口太陽の家・じゅうに)
           福島良(蓮田はすの実作業所)、鈴木、廣川(大宮太陽の家)

1票     野口、緑川、大内(浦和太陽の家)、栗原、篠原、菊池(蓮田太陽の里・大地)
           小西、高橋(太陽の里・POPO)、荒井、石井(川口太陽の家・じゅうに)
           箕田、矢部、松崎、遠藤(白岡太陽の家・にじ)、飯田(大宮太陽の家)
           足立、阿部(工房集)

2011年9月25日日曜日

吉本の芸人「フラッパー☆」が工房集に

ちょっと前の話になってしまいます。

先日、吉本のお笑い芸人「フラッパー☆」が工房集にきました。


YNN(Yoshimoto Neta Network)という、
47都道府県のネタをそれぞれ担当する芸人が集めて発信する企画があり、
その埼玉県代表が「フラッパー☆」なのです。

おみつさんは、工房集の地元川口市在住で、染め物や織りが好き。
ゆっちゃんは、生まれも育ちも埼玉で、マンガが好き。
まさに、工房集にピッタリの2人なのです。

そんな2人が工房集で、
見た光景、
関わったメンバー、
笑いあり、涙あり
すっかりヤられてしまったようです。

Tシャツなどグッズも購入。

定期的に、
USTREAMを使った番組配信も行っており、
直後の番組では、
購入いただいたTシャツをきて、
工房集のことを自分たちの言葉で、すごく温っかい言葉で紹介していました。
ちゃんと本質が伝わっているんだと、感謝感謝でした。
その日の配信映像は残念ながら現在は観ることができませんが、
今後の番組でも、工房集のこと、度々ふれていただければ。
また、埼玉県、行政との絡みも加えつつ、関係を大事に、
埼玉県を大いに盛り上げていければと願っています。
お互いに知名度も。

こんなところでも工房集。

なお、視聴者数でランキング形式になっているそうなので、
フラッパー☆、埼玉、
応援よろしくお願いします。

2011年9月23日金曜日

アンデパンダン展「生きる」スタート

本日より、
アンデパンダン展「生きる」スタートしました。







工房集を埋め尽くす作品群。
いつもにはない密度。
スゴいパワーを放っています。
バリエーションも豊富。自分たちスタッフも驚くぐらい。
「こんな作品もあったのか」「これ、スゴいカッコいい」。

そして、
期間中に来場者による投票を行い、
上位3名は、1月より工房集にて、
それぞれ個展を行うことになります。
個展は、みんなの夢。
ぜひぜひ、自分のお気に入りに投票してください。
すでに、
みなさん楽しそうに、悩みながら、グルグル回って考えている姿があります。
予想以上に、いい企画になりそうです。

そしてそして、
来年のカレンダーも発売スタートです。



毎年恒例のカレンダー。
ただ今回は10年続いたCDケースのデザインを一新。
今回はカレンダーというよりも、カレンダー付きポストカード集。
カレンダーの役割を終えた後は、切り取ってポストカードに。
デザインもスゴくカッコいいです。

こちらもぜひ。

26日(月)まで。
会期が短いですのでお早めに。
初めての方も、工房集フリークの方も、
新しい工房集、いや工房集の根本が感じられるはずです。
必見ですよ。

2011年9月21日水曜日

The Museum of Everything Exhibition #4


イギリス・ロンドンにある、
障害のある人の作品、芸術を学んでいない人の作品を扱う、
The Museum of Everything


その「The Museum of Everything」が、
ロンドンの老舗百貨店「セルフリッジ」で、
世界中の障害をもつ人のアトリエから作品を紹介するという内容の展覧会を行っています。

その展覧会に工房集より齋藤裕一の作品が出展されます。

アーティスト&スタジオのページで、
世界の有名どころに混ざって
工房集、そして齋藤裕一が紹介されています。
kobu syuって、コブ集になっていますが…。
アートが生まれる場所」で一緒だった「やまなみ工房」の名前も。

さらにサイト内にはデジタル展覧会がアップされていて、
多種多様な作品の中に、
齋藤裕一の作品もあります。
※ただ、残念ながら上下反転で掲載されています。現在、修正をお願いしております。

ニューヨークパリ、そして今回はロンドン。

現地に行ける人も行けない人も、ぜひ。

2011年9月20日火曜日

東ちづるさんが工房集に

先日、工房集に東ちづるさんが来ました。

なぜ、工房集に?

おととし、偶然、
jun okamotoと工房集・大倉史子がコラボレーションした、
スカーフに出会い、一目ぼれして購入。
そして、
ドクロとさくらんぼを描いた作者は誰なのか、どこにいるのか、
ずっと探していたそうです。
何かわかるかもしれないと、どこからか声をかけてくれるかもしれないと、
テレビにも出演する際につけてもくれていたとのこと。

そんな中、こちらも偶然、
『ネガジン』という雑誌のインタビューで、
スカーフと工房集、そして大倉さんがつながった。

こんなストーリーがありました。


大倉さんの作品「がいこつ・アメリカンチェリー・さくらんぼ」が生んだつながり。
そして、jun okamoto・岡本さんと工房集のコラボレーションが生んだつながり。

作品は人を引き寄せる。

岡本さんとの出会い。
東さんとの出会い。

改めて、大倉さんの作品の持つ可能性、
その作品を社会につなげていくこと、そのつながりを大切にしていくこと。
実感させられました。

工房集は、いろんな人が集まってきます。


東さんは、
公式ブログでも工房集のこと、そしてバッグのこと
書いてくださっています。

大倉さん本人もとてもうれしかったようです。そして、家族も。

2011年9月2日金曜日

アンデパンダン展「生きる」





第1弾の「るんびにい美術館&unico作品展」がまだ続いておりますが(9月9日まで)、
終わるとすぐ、9月にはもうひとつの展覧会が控えております。
2011-2012工房集の第2弾です。

工房集10周年を迎えるにあたってのスペシャルな企画。

工房集の母体法人である「みぬま福祉会」全体から募った作品を、
審査なし、選考なしで全て展示します。
60名を超える作者。工房集を埋め尽くす膨大な作品。
いわゆる“絵画”といったような作品にとどまらず、
日常の行為から生まれ出た「これは作品なのだろうか?」と思われるようなものまで。
また、施設の中だけでなく自宅で行われていることまで。
“生きる”をテーマに、10周年を迎えた工房集らしさ溢れる、パワー溢れる展覧会です。
なお、期間中、来場者による投票を行い、
その結果、上位3名は2012年1月よりそれぞれ工房集にて個展を開きます。

初日23日(金)16:00からは、
オープニングパーティーということで、
工房集アートディレクターであり今展覧会キュレーター
中津川浩章さんを中心に、工房集スタッフや作家本人を交え、
「表現とは何か」、その秘密を語り合います。
年間スケジュールでは24日(土)となっておりましたが23日(金)です。

アンデパンダン展「生きる」
2011年9月23日(金)-9月26日(月)
10:00-18:00  無休 全日カフェオープン
オープニングパーティー9月23日(金)16:00-18:00
第11回全国障害者芸術・文化祭埼玉大会「地域交流展示会」助成事業