2012年9月28日金曜日

中津川浩章さん講演会

10月13日(土)、埼玉県伊奈町にあります埼玉県県民活動総合センターにて、
NPO法人CILひこうせんと財団法人いきいき埼玉の主催で、
工房集のアートディレクターでもある中津川浩章さんの講演会が行われます。

タイトルは、
「できないことでつながる社会~障害を持った方々の表現活動の意味と可能性~」。

社会と積極的にかかわりながら、
作品を通じ障害や障害者のイメージや環境を変えていくことが
社会を変えることにつながってくこと。
できないことをできるようにすること・なることも大切だが、
さらにできないことを受け入れその中でできることを探していく、
そのことはいわゆる障害者とは一見関係ないように見える現代社会生きる人にとっても
豊かな未来や社会を作ることにつながっていくことになっていく。

先日、東京都美術館で行われた工房集作品展「生きるための表現」
工房集コンセプトブック
など、工房集が放つ様々な形での展開。
その根底にあるものを、この講演の節々に感じることができるはずです。

福祉関係者はもちろんのこと、
展覧会やグッズを通じて、工房集のことを知ってくださった方々にも、
ぜひ聞いていただきたい講演会です。

工房集としても、
同じ埼玉県内で、同じ障害福祉関係者で、
工房集以外の他団体が主催で、
中津川さんの講演会が行われることをうれしく思っております。
根底にあるもの、広がっていくこと、根付いていくことを願っています。


講演会
「できないことでつながる社会~障害を持った方々の表現活動の意味と可能性~」
日時:10月13日(土)14:00-15:00
会場:埼玉県県民活動総合センター 3F 306セミナー室
     埼玉県北足立郡伊奈町内宿台6-26 048-728-7111
           交通アクセス
主催:NPO法人CILひこうせん 財団法人いきいき埼玉
定員:60名(要予約)
無料
[申し込み先]
財団法人いきいき埼玉 活動支援担当 048-728-7116




2012年9月24日月曜日

BEAMS × KOBO-SYU

あのBEAMSと工房集がコラボレーションさせていただきます。

きっかけは、2011年12月に行われた「Get in touch ! つながる。よりそう。」。
東ちづるさん企画のこのイベントで、
工房集は6名の作品展示に加えて、
限定チャリティグッズとして、BEAMSとコラボレーションバッグを制作しました。

そして、いよいよ本格的な展開のスタートです。

まず、第1弾は、
田中悠紀「茶太郎」をコットンのブロード地にプリントしたボタンダウンシャツ。



紙のレーベル、BEAMSのロゴマークは大倉史子の書き下ろし。

そして、コラボレーションの証、集のロゴとBEAMSのロゴが並んだタグが入ります。

価格:¥11,550(税込)
SIZE:S,M,Lの3サイズ
展開店舗:<BEAMS(ビームス)> MEN'S CASUAL店舗 全店で取り扱い中です。

オンラインショップでも。





BEAMSの方が、
「このコラボレーションを、
一過的なものにしなくない、
少しずつでも継続していくことに意味がある」
とおっしゃってくださいました。

本当にありがたいお言葉。

BEAMS MEN'S CREATIVE DIRECTOR 窪さんのブログでも
ご紹介いただいております。

工房集にとっても、
BEAMSにとっても、意味のあるコラボレーションになることを願っています。

今後もコラボレーション続いていきます。
まだまだ、ドキドキする展開にご期待ください。

ぜひ、お近くのBEAMSへ。
すでに店頭に並んでおります。



2012年9月20日木曜日

齋藤裕一 galerie christian berst


9月8日から、
フランス・パリにありますアール・ブリュットを専門に扱うギャラリー、
galerie christian berst(クリスチャン・ベルスト・ギャラリー)にて、
グループ展「rentrée hors les normes 2012 découvertes et nouvelles acquisitions」が
行われています。


毎年、年度替わりの9月に行われている展覧会で、
新しいシーズンの始まりに、新しいアーチストを紹介する、
という趣旨のグループ展です。

このグループ展に、工房集から齋藤裕一が作品を6点出展しています。


web上でも、
展覧会のカタログで出展作品、作者がご覧になれます。

アメリカ、ブラジル、チェコ、ベルギー、イラン、パラグアイ…。
世界中から選ばれた中に、齋藤さんも。

いよいよです。
今後の広がりにも乞うご期待。

rentrée hors les normes 2012 découvertes et nouvelles acquisitions」
9月8日(土)-10月13日(土)
galerie christian berst
3-5, passage des gravilliers 75003 paris


2012年9月19日水曜日

横山涼展@横浜市民ギャラリーあざみ野


「工房集の作家たち」と題して、
神奈川・横浜にあります「横浜市民ギャラリーあざみ野」(アートフォーラムあざみ野内)にて、
栗原和秀、横山涼の2名の個展が開催されることになりました。


第1弾・栗原和秀展に続き、
9月20日(木)からは、
Fellow Art Gallery vol.8 『工房集の作家たち 第2期「横山涼展」
がスタートします。

Fellow Art Gallery (フォローアートギャラリー)というのは、
アートフォーラムあざみ野2階ラウンジで定期的に開催しているもので、
ギャラリーの名称「Fellow(意味:なかま)Art」は、
誰もが障がいのあるなしで区別されることなく、
同じ地平で認め合える豊かな関係性が築かれることを願って名づけたものです。


出展作家・横山涼の作品は、木工。
最初は箱作り。自分専用のボックスやCDラックを作り始めました。
鉄板、ハリネズミのように突き抜けた釘、
ドクロのイラストなどを用いた毒々しい作品。
2009年から飛行機の作品に取り掛かります。
ベニヤ板に描いたイメージを糸鋸で綺麗に切り取り、紙やすりで整え、
胴体は前と後ろを彫刻等で力強く削り、コックピットの形に仕上げていく。
タイトルにちなんだモチーフの作品が多く、ダークな部分は健在。
2010年からはベースとなる飛行機が成長、進化し、迫力ある作品が誕生しています。

イメージするもの、作りたいものを形にする。
そこには彼の世界が投影されています。
そして、作品の変化は彼自身の変化でもあります。
彼の世界は決して彼だけのものではなく、
制作環境、生活環境、関わる人との関係、
様々なつながりが生み出したものです。

今回の展覧会では飛行機を中心に展示されます。
ぜひ、横山涼を観にきてください。



Fellow Art Gallery vol.7 『工房集の作家たち 第2期「横山涼展」』
2012年9月20日(木)-11月18日(日)
※9月24日(月)、10月22日(月)休館
9:00-21:00
会場:アートフォーラムあざみ野2階ラウンジ(無料スペース)
東急田園都市線「あざみ野」駅東口 徒歩5分
横浜市営地下鉄「あざみ野」駅1番出口 徒歩5分
横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)