2012年8月30日木曜日

ポコラート全国公募vol.2受賞者展


9月16日(日)からアーツ千代田3331にて、

「ポコラート全国公募展 vol.2 受賞者展」は、
2011年12月に開催した「ポコラート全国公募展 vol.2」の237点の入選作品から
審査員や来場者が選出した6点の作者によるグループ展です。
新作や関連作品が多数集結。新たな地平を感じさせる6名の世界が広がります。
彼らの作品から溢れ出るものを、この機会にぜひご体感ください。
主催:千代田区、アーツ千代田 3331
企画・制作:アーツ千代田 3331

工房集からは、
宮川佑理子さんが【大木裕之賞】を受賞し、出展されます。

「ぐーる、ぐーる」と声を出しながら、
直接手のひらで描かれた作品には、
平泳ぎのようなダイナミックでゆっくりとした動きが現れています。

9月23日(日)には、受賞者によるアーティストトークもあります。

ぜひ。


『ポコラート全国公募vol.2受賞者展』
日程:2012年9月16日(日)-9月30日(日) 火曜日休館
時間:12:00-19:00
料金:無料
会場:アーツ千代田3331 1FメインギャラリーB

受賞者によるアーティストトーク】
受賞作品や制作体験にまつわるお話を、本人と関係の方からお話ししていただきます。
日時:2012年9月23日(日) 14:00-
会場:
アーツ千代田3331 1FメインギャラリーB 
定員:40名
受付締切:2012年9月22日(土) 12:00まで
参加費:無料(要予約)






2012年8月2日木曜日

東京都美術館・工房集作品展「生きるための表現」



9月9日(日)から9月16日(日)まで、
工房集が東京都美術館で展覧会をします。


今展覧会は、東京都美術館がリニューアルオープンを機に
スタートする企画都美セレクション グループ展公募」に、
昨年11月に行われた公開プレゼンテーション審査の結果、
記念すべき第1回展参加11グループの1つとして「工房集」が選抜されたものです。
この企画は、障害のある方を対象にしたものではなく一般に広く公募されました。

会場は、当初募集要綱などで想定されていたギャラリーではなく、
この展覧会コンセプトや内容から、
はるかに規模の大きい企画展示室を東京都美術館に提案いただきました。
企画展示室は、面積が760㎡、天井高が4.8m、そして壁面の長さは計271mにも及びます。
そのスペースに、
みぬま福祉会全体から集めたメンバー118名の膨大な数の作品で展示します。

様々な場から生まれた、そしてセレクトされた作品を集める展覧会とは違って、
みぬま福祉会という一つの場から生まれる作品が並ぶ展覧会です。
この人数・規模で表現活動に取り組んでいるところは他にはなかなかありません。
さらに、平面や立体。絵画、書、織、木工、ステンドグラス。
作品かどうかわからない日常の行為から生まれたものまで、多種多様な表現方法です。
なぜ、こんなモノが生まれてくるのか?
なぜ、こんなたくさんのメンバーが取り組んでいるのか?
多種多様が一つの場から生まれる意味。
その背景には、みぬま福祉会が大事にしている理念があります。
表現活動の裏側には、リアルな福祉の実践の上に成り立っている日常があります。

作品を観てもらうだけ、作品発表の場ということだけにとどまらず、
福祉という枠を超えて多くの人が共有・共感できるもの、
メンバーや職員、家族側だけが幸せというだけではなく、
それが社会的にも意味があるということを目指します。
周りの人の意識や価値観まで変えていく。
障害のある仲間が社会を変えていく。
枠組みを超え、新しいつながりをつくっていく。
ずっと「できない」とされてきたメンバーが生み出すもの、そこには大きな可能性があります。


工房集作品展「生きるための表現」
● 開催期間     2012年9月9日(日)~9月16日(日)  期間中は休館日なし
● 会場           東京都美術館 公募展示室1F4棟
● 開催時間     9:30-17:30  最終日は13:30まで
● 観覧料        無料
● イベント
   ①ギャラリートーク「障害のある人の表現活動の魅力」
     日時:9月9日(日)14:00-15:00
     内容:ディレクター・中津川浩章氏 ゲスト・東ちづる氏(予定)
     会場:展示会場内(東京都美術館公募展示室1F4棟)
     参加費:無料
   ②来場者投票「自分が気に入った作家は誰ですか?」
     日時:期間中
     内容:ご来場してくださった方に投票していただき、
         一位となった作家は工房集で個展を行います。      
● 主催      
    東京都美術館「都美セレクション グループ展公募」
    社会福祉法人みぬま福祉会 川口太陽の家「工房集」
● 後援
    埼玉県、川口市、さいたま市、蓮田市、白岡町、
    社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会
    社会福祉法人川口市社会福祉協議会
    社会福祉法人さいたま市社会福祉協議会
    社会福祉法人蓮田市社会福祉協議会
    社会福祉法人白岡町社会福祉協議会
    全国障害者問題研究会、障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会
    きょうされん、埼玉県発達障害福祉協会、
    埼玉県社会就労センター協議会、
    埼玉県精神障害者社会福祉事業者運営協議会
    埼玉県身体障害者療護施設協議会
    川口市内障害者施設運営団体連絡会
    埼玉新聞社、朝日新聞さいたま総局、読売新聞さいたま支局
    毎日新聞さいたま支局、東京新聞さいたま支局、産経新聞さいたま総局
● 協賛
    みぬま福祉会後援会、川口・浦和太陽の家家族会、大地家族会
    太陽の里家族会、浦和歩む会
    障害者の生活を高める川口市民の会・太陽部会
    大宮障害者の施設づくりをすすめる会、障害者の豊かな福祉をめざす会
    社会福祉法人かがやきの会、社会福祉法人皆の郷
    社会福祉法人ともに福祉会、社会福祉法人鴻沼福祉会
    あらぐさ福祉会後援会、社会福祉法人日和田会かわせみ
    cafe&gallery温々、小出由紀子事務所、山森小児科
    珈琲焙煎豆屋&夢ひろばこらんしょ
    株式会社駒澤建設、大野建設株式会社、株式会社雄飛堂
    野崎税務会計事務所、マキイマサルファインアーツ
    レストラン・ギャラリー楽の蔵、東企画、株式会社スーパーエイト
    株式会社スラップショット、株式会社ビームス、テレビマンユニオン
● キュレーション
    中津川 浩章 氏 (美術家・工房集アートディレクター)
● 出品作家
    渡辺孝雄、渡邉あや、西川泰弘、前田貴、田中悠紀、小森谷章
    佐々木華枝、柴田鋭一、納田裕加、大倉史子、尾崎翔悟、齋藤裕一
    野田夢友、関翔平、羽生田優、武石トシ子、五十嵐久、横山明子
    足立暁子、阿部美幸、三角賢治、安藤正幸、太田博子、長谷部浩紹
    佐々木省伍、鈴木千夏、梅澤勝典、白田直紀、田中啓示、後藤友康
    宮川佑理子、柏葉康之、鈴木大視、井林尚輝、小山健太、黒川幸司郎
    今井幸彦、岡田亜弓、足立直久、天野孝太郎、金子慎也、阿久津康仁
    石井隆浩、林直登、宮里亨、片波見知代、伊勢川秀穂、長谷川昌彦
    伊藤裕、大橋直行、早船和也、荒井尭、鴨志田勇貴、栗田英二
    和田良弘、栗原和秀、横山涼、高谷こずえ、金子隆夫、箭内裕樹
    平井亮太、成宮咲来、鶴岡一義、野本竜士、大串憲司、野口敏久
    緑川悠貴、大内健太、石黒尚巌、鴇田恵子、高橋創、福田勝則
    梅澤翔、成本忠臣、本間充宏、杉浦公冶、松山真由美、木代至子
    関友子、田村美弥、鈴木潤、諸岡幸一郎、嶋修二、関口忠司、土屋莉恵
    土屋郷子、高山栄一、小澤邦晃、岩瀬賢美、関谷由美子、篠原誠
    水野裕一、大塚勝子、大塚たね、箕田哲実、矢部幸治、松崎亮
    遠藤好三、長田繁子、吉律子、小西清子、横山松幸、草野結美
    大久保雅章、福島香織、渋谷博一、関根嘉宏、阿部佐知子、鈴木聡子
    中野真、福島良、三浦貴大、関根一博、小泉千尋、藤田英高、田島絵里
    鈴木綾乃、廣川由布子 (118名)