2012年11月30日金曜日

林原‘希望の星’ マイ・モナリザ展

音楽やアートを通じて、「つながる」=「共生」をコンセプトに、
東ちづるさんが中心となって精力的にイベントを行っている「Get in touch !」。

その「Get in touch !」のイベントが、またまた行われます。
12月4日から9日まで、六本木ヒルズにある多目的スペース「umu」にて。

その名も、



盛りだくさんなイベントの中の一つに、
レオナルド・ダ・ヴィンチの名画モナリザをテーマに、
アール・ブリュット作家が描いた作品を展示する、
「林原‘希望の星’ マイ・モナリザ展」が行われます。

今回、工房集のメンバーも、「モナリザ」描きました。
どんなモナリザになったのか、ぜひぜひ生でご覧ください。
ちなみにパンフレットには、渡邉あやの「モナリザ」が出ております。
会場では投票もあり、「Get in touch!」賞が決まるそうです。

その他のイベントと合わせて、ぜひ。


「林原‘希望の星’ マイ・モナリザ展」
日時:12月4日(火)-12月9日(日) 11:00-21:00 最終日は20:00まで
会場:六本木ヒルズ多目的スペース「umu」
入場料:無料




2012年11月29日木曜日

「うふっ。どうしちゃったの、これ!?」魅、観、見、実、身、未!!!


埼玉県が開催し、今年で3回目を迎えた「埼玉県障害者アートフェスティバル」。

その一つの企画として、障害者アート企画展、
12月5日(水)から12月9日(日)まで、埼玉県立近代美術館で行われます。

埼玉県内から公募した、
従来のアートのカテゴリーを超えて、
思わず「うふっ。どうしちゃったの、これ」と微笑んでしまうような作品、
暖かい気持ちに包まれる作品、
ぐっと胸に突き刺さってくる、選りすぐりの作品を展示します。

工房集メンバーの作品も選ばれております。

この企画展は、県内の福祉施設の職員や学生が、
ワークショップ形式で、企画・運営を行いました。
そして、
ワークショップの講師、そしてこの企画展の指揮をしているのは、
工房集のアートディレクターでもある、中津川浩章さんです。
さらに、
パンフレットやアートフェスティバルのロゴのデザインは、
工房集のパンフレットやカレンダー、作品集のデザイナーでもある水川史生さんです。
実は、
工房集スタッフもワークショップメンバーとして参加させていただいています。

地元・埼玉での工房集の役割。
東京都美術館の工房集作品展「生きるための表現」のコンセプトを、埼玉で。


今回のリサーチで
埼玉県内、オモシロい作品がワンサカあることに気付かされました。
「どうしちゃったの、これ」って何回も口にしてしまいました。
きっと、もっとたくさんあるはず。

ワークショップを通じて、
想いを共有できる方々とも出会うことができました。

この企画展を継続していくことで、
工房集のような活動、
「どうしちゃったの、これ」と微笑んでしまう人、
自分も表現している表現したい人、
ウチにはこんなものを作っている人がいると発信したい人、
もっともっと増えていけば。

可能性、
巻き込みながら、巻き込まれながら、
埼玉にどんどん広げていければと願っています。
遅咲きかもしれませんが、じっくりと積み重ねてきた分、
今後の埼玉にご期待ください。

まずは、この企画展で。


「うふっ。どうしちゃったの、これ!?」魅、観、見、実、身、未!!!
日時:12月5日(水)-12月9日(日) 10:00-17:30
会場:埼玉県立近代美術館 一般展示室1 (地下1階)
入場料:無料
主催:埼玉県障害者アートフェスティバル実行委員会
企画・運営:埼玉県障害者アートマネージメントワークショップメンバー
指導:美術家 中津川浩章

2012年11月28日水曜日

IDEE × KOBO-SYU

工房集、今度はあのIDEEとコラボレーションします。

2013年のイデー オリジナルカレンダーに、
工房集メンバー6名の作品がセレクトされました。

工房集との出会いはあるギャラリーでの一枚の絵でした。
その伸びやかで美しい線に魅了され、
作家が拠点にしている工房集のユニークな活動と、
そこに集まるたくさんの才能の存在を知りました。
この出会いがもたらした嬉しい驚きを、
イデーとして何かかたちにしたいという思いからこのカレンダーは誕生しました。
個性溢れるそれぞれの作家に共通するのは、
身の周りの日常に対する研ぎ澄まされた感覚です。
こうした作品が日常の空間を彩ることで、
そこに豊かな時間が流れることを願っています。

日常の空間を彩る。
豊かな時間。
イデーのコンセプトに、
工房集の作品がつながりました。

このカレンダーは、

6枚組みのポスター仕立て、
今年のイデーの顔としてお取り引き先や顧客に配布されるだけでなく、
オンラインショップ各店舗でも販売されます。

佐々木華枝 「イス」
横山明子 「フーセン」
柴田鋭一 「せっけんのせ」
渡邉あや 「タンス」
尾崎翔悟 「オリジナルバージョン」
齋藤裕一 「ドラえもん」

IDEEオリジナルカレンダー2013
¥840(税込)










2012年11月13日火曜日

工房集カレンダー2013


毎年恒例の工房集カレンダー。
来年2013年のものができあがりました。
と、いってもすでに先日の「ツグズムズ5」から販売スタートしております。


カレンダーとしては、
自分のライフスタイルにあわせて利用方法を考えてもらうフリースタイル!
直接ピンで壁に貼っても、マグネットで冷蔵庫に、
デスクマットに挟んでも。
工房集が提案するアクリルのスタンド(別売)もカチッと決まります。
サイズも大きくなり、文字も大きく。
ちょっとした書き込みもしやすくなりました。

利用した後はポストカードとして再利用できます。
上下の部分をカッターなどで切り落としてください。
12種類のポストカード。
「工房集ポストカード集2013」でもあるのです。
カレンダーとしてももちろん、
ポストカードとしてレイアウトや余白などピシッと。

また、
工房集のカレンダーは作品を大事にしています。
作品の持つ魅力を活かすデザイン。
原画そのまま。加工せず。
「作品を大事にすることは、いい作品だからというだけでなく、
作者自身やその想いを大切にすることにつながると考えています。」

2013年も新しい顔ぶれがズラリ。
まさに工房集の“今”を切り取ったもの。
毎年毎年入れ替わりが激しい中で、
カレンダーに選ばれることがメンバーの中でステータスのようになっています。
次々に生まれる表現。次々に表現し始めるメンバー。
このカレンダーにも「生きるための表現」、詰まっています。

1月 林直登 「四角ランプ」
2月 箭内裕樹 「無題」
3月 野口敏久 「てんてん」
4月 矢部幸治 「三人家族」
5月 野本竜士 「無題」
6月 岡田亜弓 「病院」
7月 鴇田恵子 「太陽の里の職員と仲間」
8月 納田裕加 「フィーバーの森」
9月 栗原和秀 「無題」
10月 前田貴 「青春号」
11月 宮里亨 「無限パズル」
12月 横山涼 「トナカイヒコーキ」

これまで工房集カレンダーを愛用していただいている方も、
「生きるための表現」を見逃してしまった方も
もちろん初めての方も。
工房集の今が詰まったカレンダー2013(ポストカード集2013)を、ぜひ。

「工房集カレンダー2013」 1部 1,500円 (スタンド付き:2,000円)

メールやFAXでの注文承ります。
ホームページのグッズ、カレンダーのページを参照してください。

お問い合わせは、工房集まで。
048-290-7355

なお、
工房集、工房集が企画・出展する展覧会、みぬま福祉会各施設などで、
直接販売しております。



2012年11月2日金曜日

webサイト「PEELER」

この度、
「アートを伝える」ことを目的としたwebサイト「PEELER」で、
先日東京都美術館で行われました工房集作品展「生きるための表現」
取り上げられました。
「PEELER」は、
全国の美術展のレビューや作家のインタビューを
月一更新で掲載しています。

人は何のために表現するのか
text 中島水緒

とても素敵な文章です。
工房集に関わるスタッフみな、感激しました。
スタッフには決してできない、ライターとしての視点。
そして、文章を読んで、
展示された作品はもちろんのこと、
工房集の活動やその裏にあるコンセプトの部分まで、
本当に丁寧に細部に至るまで見て頂いたんだと。
伝わっているんだと。

初めて取り上げていただく媒体で、
ここまでご理解いただけること、なかなかないと思います。
感謝です。

ぜひ、みなさまもお読みください。

作品。展覧会。コンセプトブック。
作者であるメンバーを、工房集を伝えていきます。