2016年7月20日水曜日

「ポコラート全国公募展vol.6」に出展します!



アーツ千代田3331で開催中の「ポコラート全国公募展vol.6」に工房集からこちらの5名が出展中です!
今回は応募総数1632点中から154作品が選ばれました。

納田裕加(アーティストページ http://kobo-syu.com/artist/nouda.html
渡邉あや(アーティストページ http://kobo-syu.com/artist/aya.html
梅澤勝典
横山涼
緑川悠貴

期間中はアーティストトークやイベントも開催されます。

●アーティストトーク
作家本人や関係者が作品や制作についてのエピソードをお話しします。
日時:7月23日(土)14:30–16:30
会場:アーツ千代田 3331 1階 メインギャラリー
※入場料が必要です

展覧会と併せてこちらもぜひ!

詳細はこちらをご覧ください。
http://pocorart.3331.jp/vol6/

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「ポコラート全国公募展vol.6」
開催日時:2016年7月16日(土)~8月8日(月) 火曜休場
開場時間:12:00−19:00 ※入場は18:30まで
会場:アーツ千代田 3331 1階 メインギャラリー(東京都千代田区外神田6-11-14)
入場料:一般500円 65歳以上300円 中学生以下無料
※千代田区民は身分証明書のご提示で無料
※障害手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料

2016年7月5日火曜日

アノニムギャラリー企画展「しずかな芸術」展のお知らせ


7月26日まで長野県茅野市にある「アノニム・ギャラリー」で
工房集の7名の作家による展覧会「しずかな芸術」展が行われます。

今井幸彦さん、石井隆浩さん、金子慎也さん、阿久津康仁さんは紙粘土の「ニギリ」を、足立直久さんは粘土作品、前田貴さんは絵画、長谷川昌彦さんは「ハンダの延棒」を出展します。

本展はアノニム・ギャラリーの企画で開催されます。「ニギリ」と「ハンダの延棒」から極限までそぎおとされたかのように見える作品性、「石」のような途方もない永遠性を感じ取っていただき、「しずかな」というテーマで企画されました。


<出品作家のご紹介>


 

阿久津康仁

1988年生まれ。
人が大好きな阿久津さんは、いつも笑顔で両手を上げ朝の挨拶。オルガンを弾くのが大好きで、耳を鍵盤につけて体全体で楽しんでいる。活動は織りが中心で、阿久津さんの選ぶ糸には「え~っ、この色組み合わせるの?」と驚かされるが、織り上がるとマッチしていて阿久津カラーと呼ばれている。また時々、紙粘土の制作もしていて、職員の渡した紙粘土をギューと握ってパッと手渡してくれて嬉しそう。動きのある「ニギリ」の作品になっている。
 
 
 
今井幸彦
 1965年生まれ。
自己紹介では「じゅうにの主」とか「じゅうにのボス」とかとトーキングを使って説明。詩を書く事が大好きで自費出版ではあるが、詩集を出版。内容は自分の身のまわりの事や人への思いなど多岐にわたり、ユーモアがありウィットに富んでいる。粘土も制作していて、自分の胸の上でゴロゴロ転がして棒状のものを作り、最後に小指を使い両端をきれいに仕上げていた。現在は職員と共同で制作している。
 
 
石井隆浩
1984年生まれ。
絵本が大好きで、特にノンタンがお気に入り。彼の笑顔は周囲を明るくさせる。仕事をしている姿をみんなに見てもらいたくて、ドヤ顔で見て見てアピール。テーブルの上に置いた紙粘土を、親指と人差し指で摘んで高々と持ち上げる。摘んだ時に爪の跡がつき、石井さんならではの「ニギリ」が完成。展覧会などでも好評。

 
 
金子慎也
1989年生まれ。
人気者の金子さん。彼の周りには自然と仲間たちが集まってくる。仕事が大好きで「今日も粘土する?」と尋ねると、嬉しそうににっこり笑顔。職員の声掛けにタイミングを合わせ、ゆっくり粘土を握ると、驚くほど毎回違う形の「ニギリ」が出来上がる。それをじっと見つめる眼差しは真剣そのもので、満足そうな表情を浮かべる。仕事のあとは、大好きな歌や音楽が待っている。
 
 
足立直久
 
1978生まれ。
新しい事にもどんどんトライするチャレンジャー。織りを中心に絵画や粘土を制作している。コツコツと取り組む織りは、カラフルでゴージャスなデザインが特長。アクリル絵の具を使った絵画は板の上で絵の具をまぜ、楽しそうに描いている。描き方は、上から下へ線状に描き、そこから様々な色彩が生まれている。また粘土は、両手を使いながら手の中で揉むようにしていて、お皿のような不思議な形が出来上がり、ユニークなネーミングがついている。
 
 
 
長谷川昌彦
1984年生まれ。
“ハンダの延棒”はステンドの作品を制作する際に使用するハンダを溶かし固めたもの。長谷川さんの納得がいくところまで溶かしては固めることが繰り返され出来上がっていく。使用するハンダは主に、周りの仲間の、制作中に出るハンダの破片。ほんの少しのハンダでも回収し延べ棒作りに活かしている。ハンダに対する思いとかける時間からは職人意識が感じられる。


 
1970年生まれ。
真面目で穏やかな前田さん、日々の仕事も着実に。旅行などのパンフレットの写真から気に入ったものを選んで、思い描いた形を紙に描いていく。完成するまでにイメージがどんどん変わっていき、前田さんも偶然出来る形を「キツネにみえる」とか「ヘビみたい」などと言いながら楽しそう。
 

長野県茅野市の豊かな自然に囲まれたアノニムギャラリーの情緒ある古民家の空間と併せて、展覧会をお楽しみください。
みなさまのお越しをお待ちしております。

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『しずかな芸術』展
2016年7月1日(金)-26日(火)
11:00-18:00 
水・木曜休み

会場:アノニム・ギャラリー&カフェ
〒391-0211
長野県茅野市湖東4278
Tel/Fax
0266-75-1658
URL: http://www.anonym-gallery.com/

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